note(小説)、更新しました。

暑い。
とにかく毎日、暑い。
しかも体調不良が続いている。
そんなわけで、画像もけっこう気温が高い日に撮影したものをひっぱってきました。
肝心の更新したnoteの記事はこちら。
【1000文字小説】トーキョー、三月雪景色
https://note.com/tsubamen1025/n/n63040d6aa46f
3月に構想したものを、7月のやっと暑くなってから形にしました。
雪、というよりはこの暑さでかき氷のイメージになっちゃうかも。
心の中は、雪景色。
しかも、40年前の3月の雪景色が、今でもわたしの頭の中に残っています。
当時18歳のわたしは、高校の卒業式を待たずにフリーターで、某出版社の総務部勤務で受付と電話番、事務雑用をしてました。
その年は、3月になっても雪が降って、仕事を始めたわたしにはけっこうなプレッシャーとして雪が降り続きました。3月中旬くらいまでは、ほぼ連日降ってました。
首都高は通行止め。けど、朝のラッシュの電車はけっこう動いててまじめに通勤してた記憶があります。
けっこう、覚えてて、毎年3月になると、この雪の中通勤したことを思い出してます。
いや、もしかしたら自分の都合よくいいとこだけ覚えているのかもしれないけど。
「3月」「東京」「雪景色」というお題で省察を書きました。
なぜか。
思いついたから。
「とうきょうさんがつゆきげしき」って、なんだか語呂が良くて音の響きがいいなあと思ったから、小説のタイトルとしてぜったい、いい!
実験的にタイトル2種類考えまして。
もうひとつはこれ。
東京三月雪景色
16【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~
https://note.com/tsubamen1025/n/na1a1aedcd349
「東京三月雪景色」は、作家視点で、慰安の雪と自分の思い出の中の雪を重ね合わせて書いてました。
まあ、あんまり素敵な思いでじゃあなさそうね。
けど、恋だから、なんというか、思い出したら苦くて甘い味に酔っちゃってんのかな。
道ならぬ恋の背徳感と作り物の話の中で。
「トーキョー、三月雪景色」は、ただただ、今降っている雪を描写している。
後半はちょっと展開しているけど。
こっちの方は、一つ仕掛けがありまして。
実は、生成AIに元小説のヒントをもらっている。
そして、一行目の言葉は、生成AIが生み出してくれたものです。
一応さ、中野谷つばめの文章を読み込んでそれっぽく、っていったらこんな書き出しを考えてくれたわけさ。
へえ。
書き出し1行だけ、採用。意外によかった。
あとはいつものように書きました。手打ちで。
記事についてはスピードは求めないので、ゆっくりでもいいから書く。
「東京三月雪景色」の字面のイメージは、理屈っぽい、文学っぽい、細かい表現するっぽい、直木賞っぽい。
「トーキョー、三月雪景色」の字面は、地名をカタカナにしたことででてくるおしゃれ感、都会感、洗練された感、都会のクール感、を表現したかった。
同じタイトルの表記違いで、2作書いてみたのでした。